人生で、一番突き刺さった映画は何ですか?
そう問われたら真っ先に答える作品2つを
今回は書いていこうと思います(*'▽')b☆
⭐[洋画部門] マダム・イン・ニューヨーク⭐
インドでは、英語が話せる人ほど学があり
確かな家庭環境で育った人とみなされる。
逆もまた然りでそのまま社会的地位に直結。
日本でいうとこの、学歴社会みたいな感じ…
そんな英語の全く話せないインドの主婦が
とあるきっかけでアメリカに行く事になり
英会話学校に通い始める所から始まる物語。
子供を育てる事だけが自分の人生なのか
お菓子を作る事だけが自分の人生なのか
自分はいったい誰の人生を歩んでいるのか
ハッキリ思い出させてくれる作品です。
⭐[アニメ部門] 聲の形⭐
一見、障害の部分にスポット当たりがち。
けどこの作品が真に伝えたいメッセージは
そこではなく、コミュニケーションの部分。
伝えたいのに伝わらないもどかしさや
未熟ゆえの過ち、そしてケジメのつけ方。
報いを受け、省みることで始まる成長の物語
誰も傷つけずに生きてきた人間はいない。
終わった事にして忘れてるだけ。
だから見る人すべてに突き刺さる。
思わず目を背けたくなる、自分の事だから。
けど向き合う事で初めて得られる他者理解。
ほんのちょっとの歩み寄りがいかに大切かを
感じさせてくれる、そんな作品。
総作画監督の、西屋太志さん他スタッフ様
エンディングロールで名前が流れる度に
あの京アニ火災で亡くなられたんだなと…
今も声が詰まる、詰まってしまう。
⭐最後に一言⭐
どちらも映画レビュアーとして活動してた頃
人生で絶対見るべき作品として推してた2つ👍
空いた時間にではなく、空ける工夫して見て!!
人生観変わる出会いになる事を、約束します